2016年09月05日

教職員研修・講演 大介さんが講師として招かれました


先日、静岡県総合教育センターにて「発達障害のある子どもの社会性を育てる指導・支援」教職員研修が行われ、大介さんが講師として招かれました。
参加者は小学校・中学校・特別支援学校の先生方が多く約80名が集い、午前・午後と一日掛かりで行う大規模な講演となりました。

研修のテーマは、「SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)の手法を用いた子どもたちへの寄り添い方について」でした。
前半の講演では、「そもそもソーシャル・スキルとは何なのか?」を、参加者の方それぞれの社会性のチェックとも照らし合わせながら、その正体を紐解いていき、事例などもおりまぜて大介さんがわかりやすく解説していました。

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その後、子どもの社会性を育てるトレーニングについて
どのようにしたら子どもたちにもわかりやすくトレーニングを行ってあげることができるのか?
・・その手法やスキル分析を用いた、その人のもつ能力(スキル)の見つけ方、それに対する理解の仕方や言葉での伝えることの大切さを、実際に演習(ワーク)に参加しながら先生方も味わっていました。

今回いくつか行った実技演習のひとつが、イラストしりとりワークでした。

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通常のしりとりとは異なり、皆の注目の中で絵を描く緊張感や、前の人の描いた絵を自分なりに読み解き、
次の人につなげるプレッシャーを乗り越えて、人に「伝わる」瞬間を喜びを味わえるのがこのワークの醍醐味です。
たかが単純なしりとりでも進行中の人の感情がいかに激しく動くか体感しながら
先生方も子ども心に返りワークを楽しんでくださっていました。
一方で、観察者の立場の体験として生徒役の人と気持ちを振り返る場を持ち、具体的な言葉で評価する練習をしました。
人を観察し評価する難しさを改めて感じたり、参加者ご自身の言語化能力や客観性についても見つめる機会になったりしたのではないでしょうか。

今回の講演で大介さんが頻繁に口にしていたのは「言語化」でした。
そういえば、8月に行われた別の教職員研修でも、特別支援学校の先生が「私たちも日々言語化を心掛けている」とおっしゃっていました。
的確に物事や現象を言葉で表現するというのはとても難しいことです。
私(スタッフ琴)自身も、日ごろその難しさを痛感しています(-o-:)
的確な言葉を見つける言語能力を備えることも当然必要なことですが、
「ここだ!」と感じた瞬間に、臆せず、率直に言葉にして相手に伝えてあげる「勇気」が同時に必要となります。
誰かにすごいと感じた瞬間は・・「いいね!」だけですましちゃったら勿体ない。
具体的にどこがどう良かったのか大人としてちゃんと口にできること。
また、もっと難しいのが相手の言動に違和感を感じたり、それにより周囲が困ってしまった場合です。
苦笑いして場を取り繕うことができることも社会の中では勿論大事なのですが、相手の意図や気持ちを認めたあとでちゃんと本人のために率直に注意や客観的意見を述べてあげることができることが大切だと、今回改めて感じました。

日頃の何気ないやり取りや遊びの中にも、実は大きなチャンスが潜んでいます。
その瞬間を見過ごしてしまわないで、感覚的に感じたことを大人として言語化してあげること。
評価も課題も勇気をもって率直に子どもに伝えてあげること。
そんなことができた一日一日に意味があったことを感じ、子どもたちと過ごしたいものですね。

スタッフ(琴)
posted by dai-job! at 17:39| Comment(0) | 講演